検査治具とは|検査治具の清水木型製作所です。お客様の気持を大切にした「ハイタッチな、ものづくり。」を掲げ、検査治具(検具)は設計、加工、組付、検査まで一貫製作。

検査冶具ってなに?

検査治具とは何か

検査冶具とは、自動車のあらゆる部品の品質や、検査をすることを目的に作る製品のこと

ん?品質?検査?のための製品??直接造ればいいじゃない!

検査治具ってとっても必要なんだよ!!

その自動車がいくつもの複雑な部品からできていることはわかるよね?
この自動車の複雑な部品も、さらに複雑な個々の部品(プレス品、成型品)
からできていて、全ての部品のチェックはもちろん、実際に組み合わせ *1)
をして面の流れや隙間、変形などをチェックすることが必要なんだ!
*1)組み合わせのことをアセンブリと呼びます。
実際に1つ1つの細かい部品を作る金型の精度や、機械の性能が上がっている今でも
この小さい部品(プレス品や成形品)は素材や製造方法の特性上、変形が起きてしまうんだよ。
特に曲面で構成された製品のどの部位がどれくらい変形しているのかを正確に特定する為には
多くの測定データを必要で、そこで活躍するのが我らが「検査治具」の出番ってわけ。

検査冶具が実際にどんな場面で使われているか見てみよう!

小糸製作所様では図のように、部品Aと部品Bの製品を作っているんだ!
でも、この部品1つ1つは完璧なように見えても、組み合わせた製品(アセンブリ製品)がどのように動くのかわからないよね?

 

そこで「検査冶具」の出番だよ!

 

ほら!こうしてみると、組み合わせた部品が1つのパーツとなってほかのパーツと組み合わせて正常に動作するかどうかを確認できるよね!
自動車は人を乗せて走るから安全が第一!もしもあなたの自動車が突然動かなくなったら大変でしょ?
きちんと安全に自動車を動かすことや狙った性能を出すためにも細かな1mm単位で調整をすることが大切なんだ!

製品の検査方法

製品の検査方法
製品外周測定用ブロックとのスキが2.0mm
なるように検査治具は造られている。
2.0mmのピンを抜き差しすることで検査をする。

結果、
2.0mmのピンが入らない→製品が大きい
2.0mmのピンがゆるく入る→製品が小さい

ということがわかります。


自動車のパーツの精度は非常に高い。
そのため各自動車部品メーカーは高い精度の、検査及び管理する為の道具(=検査治具)が必要なんだ!

清水木型はこうした自動車部品メーカー様からの要望で様々な検査治具を作っているんだ!
もちろん自動車部品メーカー様からの高い水準に応えるために、設計から、組み付け・測定まですべて社内生産。一気通貫なものづくりでみんなの安全を守っているんだよ!
ちょっと作っている様子を見てみよう!
検査冶具の流れ 1 設計 検査冶具の流れ 2 製造 検査冶具の流れ 3 組み付け 検査冶具の流れ 4 測定
検査冶具のこと、わかってもらえたでしょうか? どんな製品の検査治具も高い精度でこなす一気通貫のものづくりをぜひご体感ください。